受験塾講師の経験を活かし、ブログ・ＳＮＳなどで「塾」「勉強」「受験」「教育」「育脳」などをキーワードに情報発信をしています。
中学受験に熱心な東京都の山の手地区と、受験を二の次に考えるある地方都市という、勉強・受験に関して全く異なった環境を持つ地域で塾講師をしていました。
専門は小学生です。小1（ジュニア）から小6（受験生）まで担当していました。小学校低学年の早期教育について、中学受験の是非についてなど塾講師を務めながらも悩むことが多かったような気がします。しかし、生徒の学力はピンからキリまでですが、塾講師としての経験が長いので、その経験を生かして皆さんのお役に立てればと思っています。
私が働いていたある地方都市の塾は、小学1年生から高校3年生までの一貫教育塾でした。私のグループが小学生を教え、中学部の担当に渡し、高校になると高校部の担当に渡していました。同じビルの中に小中高全ての教室があるので、10年以上の付き合いになる子もいました。
そのような理由で、卒業生の大学進学状況がリアルタイムで分かります。塾のある地方都市では、東大に入る生徒自体が二桁に行かない状況ですが、私が過去13年に教えた生徒の中から東大理Ⅲ（医学部）に合格した生徒が３人います。小学校時代から明らかに光るものがあった生徒たちですが、行く塾が違っていたら、地元の地方都市の医学部で落ち着いていたような気がします。誤解を避けるために言いますが、地元の医学部が悪いというわけではありません。彼らの持てる才能を伸ばしきれなかったという意味です。
中学受験の超優秀生の学力の伸ばし方、また、その生徒たちが中学生になった時の「受け皿クラス」の準備の仕方などのノウハウが、東大理Ⅲ合格につながったと自負しています。
長く塾講師を続ける中、多くの生徒たちと、またその保護者様とかかわってきた経験をお伝えできればと思っています。また、中学受験は諸刃の剣の側面を持っていますので、中学受験の注意点についても言及できればと考えています。
私の経験で皆様のお役に立てることがあれば、このブログを立ち上げたかいがあります。